スロットで食っていくには?勝てなくても食べていけるパチプロ新潮流

俗にパチプロと呼ばれる人達のことをご存知でしょうか?もちろんパチプロといっても実際に勉強などをして取れるような資格なんてありません。パチンコやスロットで生計を立てているというだけの自称プロということです。しかし、仕事もせずにギャンブルだけで生計を立てるというのはとても難しいことです。何といってもギャンブルは運の要素が強いからです。

ただ、気まぐれで打ちに行って一回だけ勝つ人なんて山ほどいると思いますが、生計を立てるためには勝ち続けなければいけません。昔はイカサマなどをして勝ち続けて車を買ったなんて人もいましたが、最近のパチスロにイカサマは通用しません。では、現在のパチプロと呼ばれる人達はどうやって生計を立てているのでしょうか?

[公開日]2015年6月5日
[著]unkai
[編]マイコンシェルジュ編集部

勝つための戦略と必須条件

当たり前のことですが、スロットで儲けて生活をしようとしている人は情報収集を怠りません。
雑誌を読んで新台の特徴を把握するのは当たり前のことですし、統計的に勝てる台しか打ちません。

例えば、新台でいくら前評判が良くても実際にホールに登場するとそんなに勝てる台ではない場合もあります。
もちろん設定さえ良ければどんな台だって勝てる確率は高いでしょうが、設定が低くても勝てる台。楽しくなくてもお金を稼げる台というのが非常に重要となってきます。

情報を得るための人脈を確保する

何度も言うようですが勝つためには情報が必要です。雑誌に載っている情報は読めば誰もが知り得る情報です。それだけでは情報としては不十分なのです。打ちたいホールのリアルタイムの情報を知る必要があるのです。

そのためにはそのホールで働いているスタッフ、出来れば店長クラスとの人脈を作ることが大切です。どうしてそんな人脈が必要なの?と思うかも知れません。
確かに店長と仲良くなったところでどの台が明日勝てるなんて教えてくれる人はいませんし、そんな人は店長失格です。そんな情報よりも新台の稼働状況や出玉情報を知ることが大切なのです。

店長も実際に目で見ないと台の良さがわからないですから、どれ位の確率でいくら位勝ってたのかという情報は必要です。そして、こういう情報自体は教えることに法的な問題もありませんので、仲良くなれば聞き出すことも可能になるでしょう。

ホールにはそれぞれの癖がある

長い間、同じお店に通い続けるとわかるのですが、ホールにはそれぞれの癖があります。もちろん、経営者や店長が変わるとコロッとやり方や中身が変わることもありますが、癖はあるので見抜けば対応しやすいです。

例えば設定変更の周期や高設定台の置きやすい場所(これはどの店舗でもよく人目につきやすい角の台に設置されることが多いです)など、マニュアルなどもあるのかも知れませんが、ホールや経営者によって癖があるのは間違いありません。

止め時を必ず見極める

スロットのプロと言われる人達やスロットだけで食べている人達は負けると絶対に深追いはしません。それは何故かというと1日の勝ち負けよりも月に収支でいくらプラスにするかが大切だからです。

プロだって人間ですから、運が悪い時や調子が悪い時も必ずあります。ですから、そういう場合は絶対に深追いはしません。その時の負けは負けとスッパリと切り替える気持ちが大切なのです。ここでまた取り返せると信じて深追いをするような人はプロには向いていません。

パチスロリンク

キャッシングリンク

過払い金リンク

イベントだけを狙うプロ

勝つための条件としてイベントだけを狙う方法もあります。特に大きい店舗でのリニューアルやオープン、台の総入れ替えなどでは注目度を上げるために高設定台を用意することが多いです。

逆に注意しなければいけないのは新台入れ替えです。これはお店によって格差があります。
1日目だけは何台か高設定を入れてアピールしておいて、2日目以降は設定を下げて回収を図るお店もありますし、大きい店舗では大量に新台を用意した時は確実に勝てる台を数台用意してアピールし、新台以外の台で回収を図るお店もあります。
どちらが勝ちやすいかと言われれば間違いなく大きい店舗です。

業界で勝てるお店を探す

時代の移り変わりと共にパチンコ業界の大手も変わりました。
一時期に繁盛していた会社でも今では名前もコマーシャルでも見かけなくなったところもありますし、新たに進出してきた会社も沢山あります。もちろん狙いは後者です。勢いのある会社はお客さんに支持される何か新しい戦略で上がってきているはずです。

となると、イベントでも有名人を呼んだり設定公開するなど、スケールも大きいです。そういう会社は投資もたくさんするのでお客さん側からすれば勝てる確率はグンと上がります。

勝てなくても食べていける?最近のパチスロ事情

勝たなくても食べていける?と言われるとすごく怪しく感じますが、本当に勝たなくてもスロットで食べていけてる人達がいるのです。

ユーチューバーの稼ぎ方

勝てなくても儲ける、これはカラクリでも何でもありません。
最近ではテレビでのコマーシャルだけではなく、YouTubeを使ったスロット店の宣伝が流行っています。それを実施しているのは通称ユーチューバーという人達ですね。彼らは宣伝や台の立ち回りをしてYouTubeに投稿し、視聴回数に合わせて広告収入を得ています。

彼等が打ちに行く時は勝つ時もありますが、もちろん負ける時もあります。ですが、負けても問題ありません。大事なのは台の特徴をちゃんと説明して、勝ちやすい台かどうか?面白いかどうかを宣伝する事、そしてお店自体を宣伝する事が大事なのです。

これは番組によっては視聴回数が10万回を容易に超えるものもあります。そして観ている人達は間違いなくスロットに興味のある人達ばかりです。これも重要なポイントで、スロットに興味のある人達はお店の情報も知りたがっていますのでお店側にとってもYouTubeでの宣伝は好都合なのです。

そしてYouTubeは視聴回数だけでも収入を得ることができますが、お店にとっても宣伝して貰えるのは嬉しいことですし、一般的な有名人を呼ぶと、人によっては数十万円必要な場合もありますので、比較的安く済んで宣伝できるならこういう人達に来て貰おうということでお店側から招待料として幾らかの収入を得ることもできます。

どういう形であれ、このようにコマーシャルとしてお店に行って台を打って内容を説明するというだけでも充分に収入を得ることができるのです。

俗にいうプロと呼ばれる人達は昔のように毎日データを取ってお店の情報を把握し、なるべく勝ちやすい方法で稼ぐ人達だけではなく、ユーチューバーのように新しい手法でパチンコやスロットを宣伝し、勝っても負けても儲けるという新たなスタイルで食べているプロもいるということです。

ただ、ギャンブルで深追いするのは危険です。なかにははまりすぎて失敗し、取り返しのつかないところまでいく人もいますので注意しましょう。

この記事を書いたライター【プロフィール】
ニックネーム:unkai
表向きは医療従事者として働き、裏稼業ではギャンブルを嗜む。パチスロ歴はおよそ20年。
多種多様な趣味で医療、癒し、美容、ギャンブルなどを中心に執筆活動をしています。

パチンコ・パチスロ店の裏側、どうなってるの?必ず儲かる仕組み

みなさんはパチンコやパチスロを打った経験はあるでしょうか?
宝くじの還元率が約45%、競馬・競艇などの公営ギャンブルの還元率が約75%なのに対し、パチンコ・パチスロの還元率は約85%と言われています。

これほど高い還元率なので、他のギャンブルに比べて勝ちやすいと考えられますが、ではパチンコ・パチスロ店はどうやって儲けているのでしょう?

今回の記事は、パチンコ・パチスロ事情に詳しく、スロット歴20年のライターさんに語っていただきました。

[公開日]2015年6月11日
[著]unkai
[編]マイコンシェルジュ編集部

はじめに

パチンコやパチスロをやったことのある人の中でも、若い頃に友達に連れられて行った程度なら良い思い出で済んでいると思いますが、今もずっと行っているという人のほとんどは収支がマイナスではないでしょうか?

時代の流れもあって昔は「モーニングで朝だけで勝って帰ってたから毎日プラスだった」という人もいるかも知れませんが、それでも今なおうち続けている人は人生でパチンコ・パチスロに使ったお金としてはマイナスではないかと思います。

それもそのはずで、パチンコ・パチスロ店は商売でやっています。儲からないと経営が続くはずがありません。その日、1日だけすごく勝ったとしても必ずどこかで大負けがあり、負けの数の方が多いのです。

では、どのようにしてパチンコ・パチスロ店が儲かっているのかを検証していきましょう。

サクラをおいた心理作戦

オープン時、リニューアル時にはサクラが多い

まず、サクラとはお客さんを装った偽物です。サクラ自体はアルバイトで雇われることもありますし、裏ではヤクザ絡みの場合もあります。
どんな人であろうが店長や店側が用意した客引きのための人間であるということを理解してください。

お店のオープン時やリニューアルの際には大々的にチラシなどを配ってイベントを催すパチンコ・パチスロ店が多いと思います。もちろんこの日にたくさんのお客さんに来店してもらい、人気のあるお店ということをアピールする意図がありますので台の設定も甘くしていると思います。

その際に朝一から並んで決まった台に走って行って一日中座って勝ち続けている人はサクラの可能性があります。もちろん一般の人もいると思いますが、こういうイベントに限って出没するサクラという仕事もあるのです。

サクラは一人ではない

一般的にサクラを用意する場合は一人ではありません。

1人だけ勝ち続けていると目立ちますし、色んな場所に点在させてお店全体が勝てるという雰囲気を出せるようにします。
中には常連さんもいて、たまたま良い台をとって勝つことも想定の範囲でしょうがサクラに関しては売り上げとして戻ると考えればいくら出されても痛くもかゆくもありません。

1日打ち続けてバイト代が1万円程度ならばサクラのバイトも喜んでするでしょうし、店側にとっては好都合なのです。

ただし、営業上サクラを置いているということがバレるとお店の信用に関わってくるのは明白ですのでスタッフがその事実を知っている場合はほとんどありません。店長クラスかもっと上の人間だけが知って内密に行っていることがほとんどです。

もちろん雇うサクラも近所の人ではなく、遠くから遠征してくれるような人を雇います。そうやって内々に事を済ませるのです。

ただし、近年の大手のお店では設定変更などはコンピューター管理になっているため、店長クラスの人でもどの台がどう変わったか分からないようになっているといいます。こういう場合は打たせるというよりも、開店前にたくさん並ばせて行列を見せかけるために雇う場合もあります。

換金率による儲け

パチンコ・パチスロ店にはそれぞれ店舗独自の換金率というものが設定されています。

例えば等価交換であれば最初に1000円でメダルを50枚借りたとしても換金する際にそのまま50枚1000円で換金してもらえて換金率は同等ですが、最初にメダルを借りた時には1000円で50枚なのに最後に換金する際には60枚で1000円の計算や70枚で1000円という設定をしているお店もあります。

等価交換以外ではメダルを借りた時点でお店に儲けが出るようになっています。

ただし、換金率が悪いというだけではお客さんも減るだけです。それだけメダルが出やすいように設定しているとは言われていますが、それでもお店にしてみれば大きな利益でしょう。

1パチや5スロと呼ばれる台

最近では1パチや5スロと言われる台が増えてきています。
5スロの場合、まずメダル交換の時点で1000円で200枚のメダルが借りられます。これだけで充分遊べますね。

5スロや1パチの魅力はお金が少ない時でも充分に遊べるというところです。これはお客さんにしてみれば得をしたように感じるでしょう。

しかもお客さんの支払う金額も少ないのでお店にとってはマイナス以外に考えられないかもしれません。

ですが、実際には1パチや5スロというのは客引きがメインです。

お店にとっての一番の儲けは稼働率ですので、1パチや5スロの界隈での利益は少なくても、釣られて入って来たお客さんが20円スロットなどで遊んでくれたらそれだけで充分な儲けになるのです。

さらに5スロではメダル枚数もたくさん借りられて勝てそうなイメージがあるかも知れませんが、ここでも最終的には換金率が介入してきます。1000円で200枚借りたとしても最終的に200枚で1000円戻ってくるとは限りません。
そこには換金率といったお店の罠が隠されているのです。

確率論で勝てるのはお店側?

次に確率論を見ていきましょう。

お店に10台の20円スロットがあるとします。
イベントなどを含めてもお客さんが毎日何万円も出せて勝てる台ばかりというはずがありません。例えば一日2台は収支としてお客さんがプラス10万円だったとします。

他の8台がどれくらいずつ回収できればお店側がプラスか計算すると20万円を8台で割るのですから単純に考えると一台あたり2万5千円だけ回収できればよいのです。隣で10万円も出されたら自分もチャンスはある!と考えて5万円突っ込む人はたくさんいるでしょう。

それだけでお店は儲かるのです。

もちろん、これは仮の想定ですし収支もこんなに少ないはずはありません。あくまでも確率論です。

さらに考えると一日打って勝てる台が10台中4台あるとしましょう。確率は5分の2です。これをお客さん目線で毎日一生懸命通って打ち続けるとどうなるでしょうか?確実に未来は負けです。

だって5分の2しか勝てないんですから。
もちろん、中には情報収集やデータ分析を徹底して勝っている人もいるでしょうが、ほんの一握りの人だけです。

1割の努力と分析をして勝てる人以外は運と気まぐれで打ちに行く若者や中年以上のおじさんやおばさんばかりです。何の知識もなく適当に打っていては、勝ち続けるのは不可能です。

つい無計画に生活費まで突っ込んでしまい、借金までしてしまう人もいます。遊びで楽しむ程度にし、やめ時を見極めましょう。

潰れていくパチンコ・パチスロ店の原因は?

どんなパチンコ・パチスロ店でも儲かり続けるのは難しいと言われます。
その原因は客離れです。

どんなに上手に勝てる台を設定したり、収支がプラスになるように計算をしてもお客さんが来ない事には儲けは出ません。

最初の話でも言いましたが、オープンやリニューアルの際にはサクラを使ってでもお店のアピールをしなければいけません。

特にオープン時には出すお店、勝てるお店のイメージを定着させる必要があるのです。お客さんは素直です。

少しでもあのお店は勝てないという噂やイメージができてしまうと離れていきます。
そして一度離れたお客さんはなかなか戻ってきてはくれません。

店をいかに上手に宣伝できるかは店長のアイデアと力量にかかっているといっても過言ではありません。
確率論で考えれば、一度軌道に乗るとあとは変な噂が立たないように気をつけるだけでお店は儲かるはずなのです。

この記事を書いたライター【プロフィール】
ニックネーム:unkai
表向きは医療従事者として働き、裏稼業ではギャンブルを嗜む。パチスロ歴はおよそ20年。
多種多様な趣味で医療、癒し、美容、ギャンブルなどを中心に執筆活動をしています。

これ知らなきゃパチスロ行くな!パチンカスが教えるパチスロのルールとマナー講座

みなさんはパチスロをやったことがあるでしょうか?
やったことがないと、パチンコならなんとなく簡単そうと思っても、パチスロはよくわからない、難しそうって思う人も多いかもしれません。
常連のお客さんにとってルールや常識は知っていて当たり前ですが、パチスロをやったことのない人にとってはわからないことだらけですよね。

そこでパチスロ歴20年、パチスロ大好きというライターさんに、一般的な遊び方から、こういうことはしない方がよいということまで、パチスロのルールや常識を分かりやすく解説してもらいました。

パチスロに興味があって一度くらいは行ってみたいと思っている方はぜひとも一読してからチャレンジしてみましょう。

[公開日]2015年6月12日
[著]unkai
[編]マイコンシェルジュ編集部

パチスロを初めて打つ人のために…マナーとルール

以前からパチスロが気になっているけど、ギャンブルだしルールも分からない。一人で行くのもなんだか不安で踏み込めないという人は多いと思います。

どんなことでも初めてというのは緊張します。ましてパチスロとなると世間一般ではあまりプラスのイメージもないかもしれません。

ですが、パチスロには魅力があります。
たったの1時間でも大当たりすれば僅かわずか千円が1万円にでも3万円にでも変わる魅力を秘めているのです。
今回は、コッソリとパチスロを始めてみたい!という初心者のために、パチスロのルールやマナーをお伝えしたいと思います。これを読めば、ホールで迷うことはないでしょう。

パチスロを打つ際にはいろいろな暗黙のルールがあります。ただし、それ以前に人としてのマナーも踏まえて、やってはいけないことを列挙します。

朝一から並ぶ際に割り込んだりしない

たまに常連のお客さんでも、誰かと待ち合わせをしていて片方の人だけが並んでいてもう片方が後から来て平気で合流するという人もいますが、当然マナー違反です。
そういうお客さんはコッソリ近くの店員さんに説明して後ろにいくようにしてもらいましょう。

ただ、最近のお店ではオープン時には混雑の規制をするために事前に抽選券を配布して順番を決めて入ってもらうところもあります。そういう所では混雑はありませんが、抽選券の配布時間がけっこう早かったりするので時間を間違えずにゲットしてください。

当たった時(ボーナス中)に席をあまり離れない

たまにこれ見よがしにボーナスが出た時に放置してトイレに立ったりする人がいます。

どうしても我慢できない時は仕方ありませんが、音がジャンジャン鳴っている台を放置するのは周囲の当たりが出ていない人にとってみれば苛立ち以外に感じられません。台によっては時間が経てば音が静かになるものもありますが、常識としてボーナス中は離席はしない方がよいでしょう。

コインは店外に持ち出さない

これはよくあることですが、基本的にパチスロで遊ぶ際にはメダルはお金を出して借りるというルールですので勝手に外に持ち出すことはNGです。

持って帰っても使い道はありませんし、万が一ですが大量に持ち帰ろうとしているところが見つかれば事務所に連れて行かれます(犯罪行為に使われるかもしれないと思われるからです)ので、メダルはお店の中だけで遊びましょう。

では次に初めてのパチスロの打ち方について

まずは台の横や上にあるコインサンドと言われるところにお金を入れます。昔は千円単位しか入れられないことがありましたが、今では一万円札や五千円札、二千円札も対応しているところが多いです。

初心者の方はここで注意が必要です。
五千円や一万円を入れた場合に専用のカードに入金されるところもありますので、台を移動する際は必ずカードを取り出すのを忘れないようにしてください。ボーナスが当たった時などにカードを出しておく習慣をつけると置き忘れを防止できます。

ルールに従った打ち方をする

基本的にはメダルを三枚投入して、横に並んでいるボタンを左から順に押していけばよいだけです。たまに台によってはボーナス中などに押し順を指示してくるものもありますが、それに従えば間違いありません。

ボーナスなどでメダルが貯まると最後に交換する

最後にメダルを箱に入れてお店の人に渡し、景品に交換してもらいます。

打ち方の流れとしては実に簡単です。お店によっては他人とメダルを共有したり、メダルを持って移動したりできるところもありますが、お店独自のルールですので、分からない時は必ず確認しましょう。

ボーナス(当たり)が出る仕組みは難しい?

パチスロで勝つためにはボーナスを当てなければいけません。

台によってはいろいろな種類のものがあり、ボーナスではなくチャンスタイムの間に少しずつメダルが貯まっていくというものもありますが、基本的にはボーナスが一番たくさんメダルが出てくるのでボーナスが当たらないと勝てません。

ボーナスの種類は?

ボーナスにはビッグボーナスやレギュラーボーナスというものが存在し、ビッグボーナスのほうがメダルはたくさん出ます。レギュラーボーナスは枚数こそ少ないですが、台によってはボーナスが終わった後にもチャンスがある台もありますので、当たって損はありません。

ボーナスに抽選される仕組みは?

どの台においても随時、設定というものがなされています。これはボーナスにあたる確率を表したもので、設定1~設定6まで用意されています。この設定によって当たる確率が左右されるのですが、結局は運の要素も強いです。

設定1で当たる確率が何百分の一だとしても、運良く当たりをたくさん引くことができる人もいれば、設定6で当たりやすいといっても最終的には負けてしまう人だってたくさんいます。だからパチスロは面白いともいえます。

パチスロの当たりはいつ決まる?

最近のパチスロはメダルを投入してレバーを押した時点で当たりかどうかが決まるようになっています。ただし、台によっては画面上に当たりのマークが出るまで何度か回さないと当たらないものもありますので気を付けてください。

でも、たいていの場合には画面にボーナスの文字やパネルのどこかに当たりランプが付いていますのでわかりやすくなっています。そして最近の台ではボーナスに一回当たるとすぐに絵柄が揃わなくてもボーナスが無くなることはありませんので安心してチャレンジしてください。

では、たくさんのメダルを獲得した後はどうやって商品やお金に変換すればよいのでしょうか?

当たったメダルの交換のしかた

まずは店員さんに頼んでメダルの入った箱を渡して機械で枚数を調べてもらいます。

稀にセルフサービスでメダルを自分で機械に入れて枚数の書いた紙を取り出す店もあるようですが一般的には勝手に入れてしまった場合には詐欺行為などと間違えられてメダルを没収されることもありますので気を付けましょう。

次に枚数の書いた紙をカウンターに持って行きましょう。カウンターの場所は分かりやすい場所にあると思います。

たいていの場合は店の中央付近に位置し、スタッフの中でも比較的かわいい女の子が立っています。そこで紙を渡します。この時、カウンターの周りにはメダル何枚などと書かれた商品などが並んでいることがあります。なかにはお米などの食品や生活用品などもあり、ものによっては比較的安く手に入るお得なものもありますので、交換してもよいかもしれません。

最終的にお金に換金したい場合にはここで特殊景品に交換してもらいます。昔は文鎮や、口紅、万年筆といった景品に一旦交換してからお金に換えるお店もありましたが、懐かしい話です。この時点でパチンコ・パチスロ店の仕事は終了です。

特殊景品を持って店の外の換金場所に行きます。そこで景品に見合った金額のお金と交換してくれます。お店によっては交換率が違う場合もあり、手数料などを取られるお店もありますので事前にチェックしておきましょう。

これで換金は終わりですが、どうしてわざわざ換金する場所が別なんでしょうか?
これは余談ですが、風営法によって日本では賭博が禁止されているため、お店の中で直接お金を渡すことができないので、三店方式という営業形態がとられています。

ですから別の場所で別の会社が換金所を運営して仲介をするという形になっているのです。結局は賭博のような形になっているのに何だか変な話ですよね?
さらにお店によっては法律上のこともあり換金所の場所を教えてはならないということでスタッフに聞いても教えてくれない場合もあります。
そういう場合は常連さんが換金する時に後をついて行くのがいいでしょう。

初めてパチスロを打つ時には上記のことさえ把握しておけば、恥ずかしくなく楽しめると思います。
ただし、パチスロは一度ハマってしまうとお金も一気になくなることが多々ありますので遊びの範囲で楽しんでください。

この記事を書いたライター【プロフィール】
ニックネーム:unkai
表向きは医療従事者として働き、裏稼業ではギャンブルを嗜む。パチスロ歴はおよそ20年。
多種多様な趣味で医療、癒し、美容、ギャンブルなどを中心に執筆活動をしています。

パチンカスのためのマナー講座~もしゴト師に遭遇したらおまえらどうする?

パチンコやパチスロをやらない人でも、「ゴト師」あるいは「ゴト行為」といった言葉を一度は耳にしたことがあるかもしれません。
「ゴト師」、「ゴト行為」とはどういったものなんでしょうか。そして、もし自分の目の前でそういったあやしい行為が行われていたらどう対処すればいいのでしょうか。

パチスロ歴20年、パチンコ・パチスロ事情に詳しいライターさんに「ゴト師」について語っていただきました。

[公開日]2015年6月15日
[著]unkai
[編]マイコンシェルジュ編集部

ゴト師とは?

昔から、パチンコやパチスロといういったギャンブルには犯罪がつきものでした。
ゴト師とは、簡単に説明すると不正な方法を使って出玉やメダルを出す人たちのことです。またそういう行為自体をゴトといいます。

パチンコやスロットが世に出回ってからいつの時代にもゴト師という人たちはいましたし、その手口も様々なものがありました。

怪しい機械や道具を使うものもありますが、特殊な話でいうと打ち方だけで勝てる方法もありました。

この場合は機械の製造ミスでもあるのですが、レバーをゆっくりと叩くと一度前に揃えた図柄と同じものが揃うということで、ずっとメダルが出続けるようにボーナスを続けられるという手法がありましたが、こういう機械の欠陥は見つかれば即撤去でしたので長くは続きませんでした。

この時期にどこからか情報を入手してたくさん儲けた人もいるかもしれません。ただ、こういう方法を知っていて実施するということ自体、犯罪行為と同じなのでゴトと変わりはありません。

ゴト師のルーツ

ゴト師はどこからやってくるのでしょうか?まず普通に生活をしていてゴト師に遭遇しても見分けはつきません。ゴト師はそれだけを生業にして食べている人もいれば、本業は別でたまにコッソリと行うという人もいるでしょう。

しかしその方法や手口、道具などはどこから入手して会得するものなのでしょうか?一番近い存在としてはパチンコ店の店員や店長です。ゴト師はパチンコ店に行き来します。その中でゴト行為をしやすくするための方法を考えます。

店員や店長はある程度は機械にさわることができる存在ですし、その時にゴトの道具を入れたり行為を行ったりしやすくなるのです。ゴト師は店員や店長と友達になろうと近付いてきます。そして連絡先を交換したりご飯を食べに行ったりして相手の性格を探ります。お金に困っているようであればチャンスです。

ここでゴトは簡単だからと言って共謀を持ち掛けてくるのです。ゴト師は一見すると1人で行うように思われがちですが、こうやって誰かとグルになって行為を行っているケースの方が多いといいます。それもまさか店員や店長とグルになって行っているとは思われないので見つからないケースも多々あるといわれています。

ゴト師の元締め

ゴト師は単独で動いている人もいますが、組織でゴトをして稼いでいる人たちもいます。昔はヤクザの人たちが多かったようですが、今ではゴトの技術を伝授させて全国にゴト師を送り込む犯罪集団もあると言われています。

確かに元締めにしてみればお金が欲しい人にゴトの方法を教えてあげるだけで儲けになりますし、もし実践した人が捕まっても元締めの細かな情報を伝えていなければ知らないで済みますので安心です。最近ではそういった犯罪グループが水面下で増えてきているということです。

店長とゴト師の絡んだ犯罪

お店側にとったらゴト師は天敵です。店の売り上げを持っていかれるだけではなく、犯罪が続くと店長もそれなりの責任を取らされることもあるでしょう。ただ、本当のしわ寄せはお店や店長だけでなく、お客さんにも回ってくるということです。

店舗被害が100万円出た場合、それを一気に補填することは難しいでしょう。では、どうするのかというと設定などを修正してお客さんからの回収率を上げることで補填をします。もちろん、これも一気に全台そんなことをしたらお客さんも離れてしまいますよね。

だから、コッソリと裏で操作しているのです。でも、そうなると店長は少しの被害ならあまり自分には影響ないのでは?と思う人もいるようで、そういった店長が私利私欲のためにゴト師とグルになって不正に売り上げを取って、山分けするという事件がありました。

お店によっては未だに店長クラスが設定変更の内容を把握している店もあるでしょう。もし、その店長が誰かに頼んで一日中打ってこいと言ったらどうなるでしょうか?確かに高設定だからといっても100%勝てる補償はありませんが、勝つ確率は何も知らないで打つよりも断然高くて有利です。

もちろん、うまくいけば10万円以上も勝てるかもしれません。そんな美味しい台をコッソリ教えてもらえたら誰だって打ちたくなりますよね。そうやって誰かに頼んで儲けたお金を店長と折半するという犯罪がありました。店にしてみればたまたま運の良いお客さんが勝って帰ったというだけでしょうが、内部事情を知る者からすれば簡単なことでしょう。

しかもその行為自体はゴトではないので店長は知らぬ顔をしていればいいだけです。ただ、こういう犯罪は長持ちしません。なぜなら、打つ人にしてみればもっと勝たせろ!じゃないとバラすぞ!という事になるからです。だから検挙率も高いのでしょうね。

他にもゴト師と絡んで犯罪行為を黙認する店長もいました。役職上、お給料もたくさんもらっていると思われがちですが、それ以上に甘い話があるとついついその甘い話に乗ってしまって一緒に捕まるといったケースも多いようです。

目の前でゴト行為を目撃してしまったときの対処法

もしも、ゴト師を見つけてしまった場合やゴト行為を見てしまった場合、どういう対応が一番良いのでしょうか?単純に「この人!ゴト行為してます!」と言って店員の元に連れて行けばよいのでしょうか?残念ながら、こういった行為は非常に危険です。

なぜかというと、ゴト行為をしている人は組織の人が多いです。このゴト師一人を捕まえたところであなたに何のメリットもありません。

あったとしても、お店からの感謝くらいでしょう。もし、あなたが捕まえようとした人がヤクザ絡みの人ならばどうなるでしょう?顔を覚えられていつか仕返しをされるかもしれません。もし、万が一捕まえた人のゴト行為が立証できなかった場合はどうでしょう?あなたは名誉毀損で逆に訴えられる可能性もあります。

確かに正義感で悪い事を見逃せないのも分かりますが、こういったリスクを考えると無理にその場で捕まえたって危険なだけなのです。暴れてあなたが怪我をする可能性もありますので注意が必要です。
万が一巻き込まれてしまった場合は弁護士に相談するのがいいでしょう。

コッソリと店員に伝えるのがベスト

一番安全でお店のためにもなる方法がこれです。あなたは怪しい行動をしている人がいると伝えればいいだけなんです。あとはお店側がどう対処するかを決めるでしょう。

はっきりいってどこのお店でも、今までに一回はゴト師に遭遇して対処しているはずですし、お店に必ず対応マニュアルも置いているはずなので対応はお店に任せましょう。後日どうなったのか気になれば店員さんに聞けばもしかしたら教えてくれるかもしれません。

この記事を書いたライター【プロフィール】
ニックネーム:unkai
表向きは医療従事者として働き、裏稼業ではギャンブルを嗜む。パチスロ歴はおよそ20年。
多種多様な趣味で医療、癒し、美容、ギャンブルなどを中心に執筆活動をしています。

パチンコ換金所の場所がわからないwwえ?パチ屋と換金所は無関係?

初めて入ったパチンコ店で、換金所がわからず探したことはありませんか?
店員に聞いても教えてくれず、「お客さんに聞いて」と言われたことはありませんか?

地域によっても異なりますが、店員が換金所を教えられないのには理由があるのです。
今回の記事は、パチンコ店の「換金の仕組み」について、パチンコ・パチスロ歴30年以上で、大学時代にはホールでのアルバイト経験もあるライターさんに語ってもらいました。

[公開日]2015年6月19日
[著]RAGE
[編]マイコンシェルジュ編集部

換金所は店とは無関係?

パチンコ店では、獲得した玉やメダルを様々な景品と交換することができます。景品には食料品や日用品などの「一般景品」と換金用の「特殊景品」がありますが、ほとんどの方は特殊景品と交換し換金所で換金していると思います。

競馬や競輪などのように、店内で現金に換えられたらいいのにと思う方も少なくないでしょう。しかし風営法第23条で、現金・有価証券として賞品を提供することを禁じており、さらに客に提供した商品の買取りもできません。

つまり風営法の解釈を踏まえて言えば、パチンコ店は純粋に景品を提供するだけで、換金所で特殊景品を換金する行為に関してはまったく関与していないという建前になるわけです。地域によっては客に換金所の案内をしないよう組合が厳しく指導しているため「換金所は教えられない」ということになるのです。

かつては換金専門の買人がいた

戦後の復興が進むとともに、庶民の娯楽としてパチンコ人気が高まっていきます。実はこの時代から「換金」は行われていました。

当時は特殊景品なるものは存在せず、タバコ・キャラメル・砂糖などを「買人」に買取りしてもらい現金化していたのです。「買人」が店の近くに待機しているケースや喫茶店などで買取りを行うケースなど様々でした。

「買人」は買取りの利ザヤで儲けていたわけですが、やがて暴力団が介入してくるようになります。利権を巡って暴力団同士の抗争などが起こるようになり、「パチンコの換金問題」が社会的にクローズアップされるようになっていきました。

大阪で誕生した「3店方式」

景品買取りへの暴力団介入を阻止するべく、1961年に大阪府遊技業組合が打ち出したのがいわゆる「3店方式」の換金システムです。

パチンコ店は換金用の特殊景品を客に提供、客は「古物商」である景品交換所(換金所)に特殊景品を買い取ってもらい現金化、卸業者が景品交換所(換金所)から特殊景品を買取り店に卸す。この循環が3店方式と呼ばれるものです。

大阪で始まった3店方式では、換金業務を「大阪身障者未亡人福祉協会」に全面委託し、身障者・未亡人など社会的弱者の雇用を創出することも目的のひとつとしました。大阪府警は事実上黙認の形を取り、やがて「3店方式」は全国的に普及していきます。

特殊景品とはどんなもの?

換金用の特殊景品として様々なものが流通していました。代表的なものとしては、ボールペン、シャーペン、シャーペンの芯、ライターの石、化粧品などです。

昔は100円、200円の特殊景品を束ねて1000円の景品として出すことが多く、数万円の換金となると両手でも持ちきれないほどの景品になることもありました。徐々に特殊景品はコンパクトになり、現在はカードサイズぐらいのものがほとんどです。

東京都では特殊景品として金地金を導入しています。2007年頃の金相場高騰の時期に、特殊景品の中の金を取り出し質屋などに持ち込んだほうが高く売れるという事態が起きました。一部業者が大量の特殊景品を抱え込むなど問題が生じ、景品価格の値上げがされました。

しかし、旧価格特殊景品の持ち込みをどう防ぐかという新たな問題も生じ、金を景品として流通させること自体の是非が問われました。

換金所の運営に関して言えば、古物営業法施行規則の問題も指摘されています。本来、古物商は客に対して身分証明書などの身元確認が義務付けられています。

但し、例外として1万円以下の取引であれば身元確認を行わなくとも違法とはならないとされているため、換金所はこれを拡大解釈し、「1万円未満の取引が複数回行われた」という建前で身元確認を行わないのです。

換金合法化の議論

3店方式による換金に違法性はないのでしょうか?確かにこれまでに換金所が摘発された例はありません。法的にはいわゆるグレーゾーンとして黙認されているのが現状です。
これまでパチンコ換金の合法化に向けて、一部の国会議員たちが議連を作りさまざまな働きかけ・議論を行ってきましたが、社会的合意を得るには至っていません。

さらにパチンコ業界の健全化に向け、「パッキーカード導入」など様々な取り組みもなされてきましたが、常に利権・天下りなどの問題がつきまとい頓挫してきたのが実態です。

ユーザーの立場では、面白く遊べて儲かるならそれでいいというのが正直なところ。換金所で換金することに後ろめたさを感じる人はまずいないでしょうし、行政の目指す「業界健全化」はユーザーにとってはどうでもいいことなのかもしれません。

この記事を書いたライター【プロフィール】
ニックネーム:RAGE
出版社に12年勤務後、フリーライターとして独立。趣味はギャンブル、弾丸旅行など。ギャンブルは特にパチスロが好きで、1号機時代から打ち続けている。

5.5号機目前!振り返るパチスロの歴史0号機~5号機

現在、パチスロにかつてのような攻略法は存在しないといわれています。技術介入の余地はほとんどなく、高設定をつかむ立ち回りこそが最も重要とされています。しかし、過去には様々な攻略法なるものが存在し、大金を稼いだ凄腕プロも実在していました。

今回の記事は、パチンコ・パチスロ歴30年以上、パチスロは1.5号機の時代から打っているライターさんに、これまでのパチスロ攻略の歴史を振り返りつつ、5号機パチスロでいかに勝つかを語ってもらいました。

[公開日]2015年6月24日
[著]RAGE
[編]マイコンシェルジュ編集部

これまでに実在したパチスロ攻略法

目押し攻略

0号機時代から存在した攻略法です。
以下代表的なものを挙げてみます。

■通常時に特定子役を狙い続けてコインを増やす小役抜き攻略
代表機種/レッドサン、ハイアップ、コンチネンタルなど

■ボーナス中特定の手順で指定の絵柄を狙い、最大獲得枚数を得る攻略。4号機リプレイ外しの元祖。
代表機種/ファイアーバード7U、トロピカーナ7Xなど

■ボーナス成立後の等倍返しの仕組みを利用した目押し攻略。レギュラーボーナス成立後小役を一定回数外し、レギュラー後にまとめて小役を取るもの。
 代表機種/トロピカーナ7Xなど

■ビッグボーナス中のボーナスイン絵柄を目押しで外し、小役ゲームを増やし獲得枚数をアップさせるリプレイ外し攻略
代表機種/クランキーコンドル、B-MAX、大花火など

5号機から打ち始めたという方にはピンと来ないかもしれません。目押しでコインが増えていくなんて有り得ないと思うかもしれませんが、実際にこれらの攻略法を駆使して稼ぐプロたちがいたのです。

セット打法

特定の手順により強制的にボーナスを発生させる攻略法。不正改造された基盤や不正部品が取り付けられた台で特定手順によりボーナスが成立してしまうというものや、いわゆるゴト行為でボーナス絵柄を揃えてしまうものなど様々なものがありました。

■コンチネンタル4枚入れ攻略法
コインを3枚投入し、スタートレバーを叩きながらコインを1枚追加投入するもの。本来、追加したコインは無効であり返却されますが、セレクターに不正部品を取り付けることで4枚目を感知し、ボーナスフラグが成立してしまうというものでした。

■裏物セット打法
3号機に多かった「連荘するように不正に改造された台」にのみ有効な攻略法で、機種ごとに異なる様々な手順の操作を行うことで、ボーナスを強制的に成立させるもの。

体感器攻略法

乱数配列の隙を突いた攻略法。乱数テーブル更新の周期と体感器の周期を同期させ、特定の乱数取得のタイミングを狙い打つものです。現在では体感器のホールへの持ち込みは違法行為です。

フラグコピー攻略法

小役・純ハズレなどのフラグが成立した次ゲームで、スタートレバーをゆっくり押し下げリールが始動するジャストのタイミングで停止することで前のゲームのフラグがコピーされてしまうというものです。

設定看破攻略法

ボーナス終了直後・リセット直後の通常ゲームにて、特定条件下のゲームでの子役成立状況から設定値を看破するもの。これは子役カウンターの減算値が設定ごとに異なる機種で使えた攻略法です。

具体的には、ボーナス(リセット)後の特定ゲームにおいて、そこまでに子役の払い出しを何枚受けているかによって子役確率が変化するという特徴を利用し、子役成立の有無で設定を判別するものです。

代表的な攻略法の一部を紹介しましたが、これ以外にも様々な攻略法がありました。
2号機登場以前、パチスロ攻略法とは一部のプロだけが実践するものであり、一般ファンは知る由もないものでした。

しかし攻略情報販売会社や攻略雑誌の増加などにより、一般ファンにも「攻略法」の存在が浸透。本格的なネット社会の到来も相まって、一度オープンになった情報はあっという間に拡散していったため、「攻略法」は短命となっていきます。

ホール側にとって「攻略法」の存在は迷惑以外の何物でもありません。
変則打ちの禁止、対策基盤への交換、攻略法実践時に台の電源を強制的にダウンさせるなど様々な対抗措置を取りました。

しかし、しばらくすると新たな攻略手順が発覚し、また対策するといった、まさに「いたちごっこ」となっていたのです。

5号機の登場

4号機時代の末期を振り返ってみましょう。
当時のパチスロの主流は、「押忍番長」「キングパルサー」などのST機、「B-MAX」「大花火」などの大量獲得機、「獣王」「アラジンA」などのA+AR機などでした。

3万枚、4万枚といった大量出玉を獲得することも珍しくなく、1日で数十万円勝つことも可能でした。「ギャンブル依存症」が社会問題化するとともにパチスロの射幸性の高さが指摘されるようになり、「社会不適合機」として4号機は撤去されることになりました。
そして大幅に内規が変更された5号機の時代が到来したのです。

5号機で勝つには?

設定推測

5号機で勝つために重要な要素として「設定」があります。かつてはピンポイントで設定を看破することも可能でしたが、5号機ではあくまで推測がメイン。液晶演出などに高設定確定演出が存在する機種もありますが、出現率を考えるとあまり実用性はないかもしれませんね。

5号機から流行したのが小役カウントによる設定推測。確率に設定差のある小役をカウントし、その出現率をはかり設定を推測するものです。ある程度のサンプル数が必要なのと、出現率の偏りなどもあり100%の信頼はできません。

ゾーンの狙い撃ち

モードごとに当たりやすいゾーンの振り分けがある場合、そのゾーンだけを狙う立ち回りも少ない投資で初当たりを得るには有効と言われています。4号機のST機にもあったポピュラーな立ち回りと言えます。

店選びが最も重要

高設定を探すべく小役カウントをしても、店側が高設定を使わないのでは意味がありません。AT機のほとんどが上乗せ特化ゾーンや強力なプレミア役を搭載し、設定不問の爆発力を持つため、通常営業では高設定は使われにくくなっています。

AT機と比べて波が穏やかなAタイプでも、短いスパンでは低設定でも高設定ぽい挙動を示すことがあり、基本的に高設定は使われないと思ったほうがよいでしょう。

では5号機パチスロでいかに勝率を上げるか?

それにはまず

■高設定を確実に使っているホールを探す
■機種ごとのスペック・仕様を詳細に知る
■「打てる」「打てない」の判断基準を持つ
■長期的なトータルでの勝ち越しを目指す

などの方法が挙げられます。

かつてのような一撃必殺の攻略法が存在しない今、地道に勝ちを目指す立ち回りこそが最も有効な攻略法と言えるのではないでしょうか。

この記事を書いたライター【プロフィール】
ニックネーム:RAGE
出版社に12年勤務後、フリーライターとして独立。趣味はギャンブル、弾丸旅行など。ギャンブルは特にパチスロが好きで、1号機時代から打ち続けている。

パチスロ60年の歴史~法の網の目をかいくぐり愛された一撃万枚機種

現在、パチンコ店のほとんどはパチンコ機とパチスロ機を併設しています。
通称パチスロ。正式名称は「回胴式遊技機(かいどうしきゆうぎき)」です。

警察庁調べによれば、国内のパチスロ機総設置台数は2014年12月時点で163万5583台。
過去5年連続で減少傾向にあるものの、「大人の遊び」として依然根強い人気を誇っています。0号機の登場から約40年、パチスロはどう進化を遂げてきたのでしょう?

今回の記事は、パチンコ・パチスロ歴30年以上、パチスロは1.5号機の時代から打っているというライターさんに、パチスロの登場から現在までを振り返り、当時の回想と共に「パチスロの歴史」を語ってもらいました。

[公開日]2015年6月26日
[著]RAGE
[編]マイコンシェルジュ編集部

パチスロの登場

パチスロの起源は、戦後まだ沖縄がアメリカの統治下にあった時代に遡ります。
沖縄在住のアメリカ人向け娯楽としてアメリカからスロットマシンが輸入されたのをきっかけに、1950年代中頃より日本国内でのライセンス生産がスタート。

セガ社がスロットマシン生産に参入し、やがてオリジナルスロットマシンの開発・生産を開始します。本土パチンコ店でのスロットマシン設置を目指しますが、射幸性の高い賭博機であるとの理由で認可が下りず、沖縄のみでの設置となりました。

ようやく本土での設置認可が下りたのが1964年。しかし導入は進まず、ほぼ沖縄のみでの設置に留まりました。
この頃設置された機種は東京オリンピックにちなんで、「オリンピアマシン」と呼ばれ、現在の沖スロの源流とも言われています。当時のマシンは筐体が大きく(アメリカのカジノに設置されるものと同じサイズ)、現代のパチスロに比べて操作性も悪いなどの特徴がありました。

そして1977年、アップライト型0号機が登場し、本土での導入が一気に進み始めます。

0号機時代(1977年~1985年)

マックス商事が初のアップライト型パチスロ機「ジェミニ」を発表したのをきっかけに、他メーカーからも続々とパチスロ機が登場。当時はまだ「パチスロ」という言葉はなく、アメリカからやってきた新感覚のパチンコ機として「アメリカンパチンコ」と呼ばれていました。

0号機の仕様はボーナスゲームと子役ゲームのみの構成となっており、一旦ボーナスゲームに当選すると次回以降当たりやすくなるというタイプが多かったようです。打ち止め機能はなく、定量制一回交換が営業の主流だったようです。

現在のように全国統一の基準はなく、ボタン停止後4コマ以上大きく滑るものもありました。リール配列や制御の甘い台も多く、目押しにより攻略可能な機種もありました。

1号機時代(1985年~1988年)

新風営法の施行とともにパチスロ機に全国統一の基準が設けられ、1号機が登場。4号機までのAタイプ機と同等のボーナスシステムを搭載していました。

全国的にパチスロの設置が急増したのが、この1号機登場以降です。

代表機種/アメリカーナXX(ユニバーサル販売)、プラネット(山佐)、ハイアップ(タイヨー)など

さてさて、私が初めてパチスロを打ったのが18歳・大学1年の時。実家に帰省した際、父親に連れられて導入されたばかりのプラネットを打ちました。
初めて打った感想は「パチスロって儲かるんじゃね?」
だって2,000~3,000円でボコボコ当たったんですもん。まあ後から考えれば、たまたま設定が良かっただけなのですが…

これに味をしめ、一気にパチスロにはまることになります。

1.5号機

1号機の不正改造対策機として登場したのが1.5号機。
純増方式のAタイプのみで、純増約360枚前後で打ち止めとなる。

現在のようにオートリセット機能はなく、手動での打ち止め解除が必要。ボーナス抽選は吸い込み方式を採用しており、選択モードごとの規定吸い込み枚数到達でボーナスが成立する仕組み。目押しによる攻略可能な機種も多数存在しました。

代表機種/ファイアーバード7U(瑞穂施作所)、トロピカーナ7X(メーシー販売)、ニューペガサス(パル工業)

私が初めて攻略というものを知ったのがファイアーバード7U。
大学の先輩が知り合いのプロから聞いた手順を特別に教えてもらいました。
まあ4号機のリプレイ外しの元祖みたいなもんですが、難易度は超A級!
特に終盤、JACインさせつつ子役を取るのはマスターするまで1週間はかかりました。
他のプロの邪魔をしないように細々と稼がせてもらいました。

2号機(1988年~1990年)

大幅に内規が変更され、吸い込み方式は禁止に。すべての抽選は完全確率方式となりました。
また2号機より、メダルのクレジット機能、BET完了からリール変動開始までの4秒間ウエイトなどが追加され操作性が大きく変化。更に小役・シングルボーナスの集中など新たなゲーム性の搭載も可能となりました。

2号機登場初期、1.5号機までの連チャン性が抑えられたことやプレイスピードが遅くなったことなどへの不評がありましたが、徐々に爆裂タイプの機種が登場しユーザーの人気を獲得していきました。

代表機種/センチュリー21(ミズホ)、アラジン(ニイガタ電子)、ガリバー2(北電子)、バニーガール(オリンピア)など

私が2号機で最も打ち込んだのは、ガリバーとチャレンジマン。
特にチャレンジマンは好きでした。子役が連続で揃っただけでもうドキドキ!
このチャレンジマンには子役の集中役があって、確か5G、10G、30G、60G、無限だったと思います。集中に入ったかも?と思わせて大抵は5Gで終わるんですが、それを超えたらもうドキドキもんでした。

3号機(1990年~1992年)

2号機のギャンブル性の高さが指摘され、「射幸性を抑えた機種」として登場したのが3号機です。2号機で爆裂出玉を可能にした「集中役」に強い規制がかけられ、ギャンブル性を抑えた画一的なゲーム性に変化。

「3号機はつまらなくなった」というユーザーの評価に対し、全国的に不正改造を加えたいわゆる「裏モノ」が出回り始め、純正台にはない強力な連チャンが人気を集めるようになります。

こうした「裏モノ」はメーカーとは一切関係なく、不正部品の取り付けや改造を行う通称「カバン屋」によっておこなわれたものであり、3号機導入から1年後にはホールに導入された台の多くが裏モノ化していったのです。
これに対し当局側も素早く対応し、基盤改修や不正防止のための再封印を徹底。パチスロ人気は下降していくことになります。

代表機種/スーパープラネット(山佐)、ワイルドキャッツ(アークテクニコ)、コンチネンタル(瑞穂製作所)など

3号機と言えば裏モノ!当時は連チャンしなけりゃパチスロにあらずという感じでした。
私の実家の近所にオール裏モノの店がありまして、よく土日に実家に戻って打っていました。
特に好きだったのがドリームセブンJrとマジカルベンハー。フラグ成立時の右リールのズルすべりがたまりませんでした。
その店のバージョンはいわゆる状態ものってやつで、ボーナス後およそ100G以内の連チャンがダラダラ続くものでした。4,000枚天井までいくと必ず連チャンに入るのですが、2連で終わることもよくあり、一日で22万負けたこともあります。

4号機(1992年~2005年)

3号機の不正改造の横行を受け、改造防止のセキュリティを強化した4号機が登場。コイン持ちのベースをアップするリプレイが新たに追加され、またフラグ成立告知も可能となりました。

ゲーム性も大きく変化し、ST機やAR機、CT機など多彩なゲーム性を持つ機種が次々と登場していきます。ボーナスはこれまでの純増方式から期待値方式へと変化し、最大獲得枚数がワンビッグ700枚を超える機種も登場しました。

大量獲得ST機「吉宗」や、一撃5,000枚役を搭載した「ミリオンゴッド」などギャンブル性の高い機種が次々と登場。目押しによるリプレイ外し攻略の一般化なども相まってパチスロ人気は再び過熱していきます。

ギャンブル性の高い機種に魅了され借金までしてパチスロにのめり込む人が増えたため、やがてパチスロの射幸性が問題視されるようになり、日電協は2002年7月に自主規制を改定し、以後の検定通過台を4.5号機としました。事実上ST機は検定を通らなくなりました。さらに2004年1月に規制を再強化。以後の検定通過台を4.7号機としました。

代表機種/吉宗(大都技研)、獣王(サミー)、鬼浜爆走愚連隊(アビリット)など

私の4号機の思い出として一番覚えているのが、ミリオンゴットで4万枚出したこと。
朝一1,000円でGOD揃いの後、そのゴッドゲーム中に再びGOD!さらに、ゴッドゲーム終了後のG-ZONE中に3度目のGODが降臨し、ストック全放出で出っ放しとなりました。
周囲に人だかりはできるわ、店員がずっと張り付くわ、生きた心地はしませんでした。
ちなみに儲けた80万でクルマを買いました。

5号機(2005年~)

射幸性が高くなりすぎた4号機は「社会不適合機」として2007月9月30日をもって全面撤去されることが決まり、その次世代機として登場したのが5号機です。

4号機の射幸性があまりにも高くなりすぎたことを受け、日電協は検定基準を厳格化、出玉性能は大幅に制限されました。

現在の5号機のタイプは大きく分けて3タイプ。ボーナスのみのAタイプ・ボーナスにARTを加えたA+ARTタイプ、ART(AT)のみのタイプです。エウレカセブンや押忍サラリーマン番長のボーナスは「疑似ボーナス」でありAT機に分類されます。

5号機の初期には、1万枚を超えるような大量出玉は不可能とされていましたが、現在は再び2万枚以上のコインを吐き出す爆裂機がホールを席巻しています。

こうしてパチスロの歴史を振り返ってみると、「規制」と「メーカーの開発力」との競争の歴史であることがわかります。
近年パチスロの遊技人口は減少傾向にあり、マーケット全体が縮小しています。今後、業界がどんな取り組みをしていくのかが注目されるところです。

代表機種/リングにかけろ(銀座)、アイムジャグラーEX(北電子)、押忍番長2(大都技研)など

さて、5号機、みなさんは何が好きですか?
私が5号機で最も好きなのは、初代リンかけとサンダーVスペシャルです。特にリンかけの完成度は5号機№1だと思います。
通常時、左・中・右のどこから押しても楽しめるのですが、私は断然左リールに竜児を中段ビタ!ズルっと4コマすべって上段に赤7が止まったら激アツです。もう次はどこを狙うかドキドキでした。

AT機主流の現在、ここまで熱くなれる台がないのは残念です。

この記事を書いたライター【プロフィール】
ニックネーム:RAGE
出版社に12年勤務後、フリーライターとして独立。趣味はギャンブル、弾丸旅行など。ギャンブルは特にパチスロが好きで、1号機時代から打ち続けている。

浪費癖のある彼女に嫌われないためにOMCカードで借金

当時、30才になったばかりの私には、8つ年上の恋人がいました。
彼女とは、ある仕事で取引があった企業で知り合って、その後、交際に発展するまでになったんです。
年上の女性が好きだった私にとっては彼女はとても大切な存在だったんですが、唯一の欠点が、とても強い浪費の癖があった点でした。

【体験者の情報】

体験者 借入件数 借金総額 借金期間
  • ラナン
  • 男性
  • 37齢
  • 会社員
OMCカード 50万円 2008年8月-現在

当時、交際していた女性との交際費で借金をしてしまう結果に

当時、30才になったばかりの私には、8つ年上の恋人がいました。
彼女とは、ある仕事で取引があった企業で知り合って、その後、交際に発展するまでになったんです。
年上の女性が好きだった私にとっては彼女はとても大切な存在だったんですが、唯一の欠点が、とても強い浪費の癖があった点でした。

後で知ったんですが、彼女は20代の頃から水商売に勤めていた経験があって、当時からいわゆるパトロンが付いているほどの人気の女性だったんです。その後、仕事を辞めて普通の職業に就いたそうなんですが、浪費癖は収まっておらず、付き合っていた私に対しても、交際する上でいろいろな浪費を強要してくるまでになっていたんです。

もちろん、私も最初は彼女のことがすごく好きだったので、一生懸命、彼女の期待に応えるためにお金をやりくりしていたんですが、最終的には貯金も無くなってしまい、それでも彼女の期待に応えるため、結果的には借金してまでお金を工面するまでになってしまいました。
今回の借金についても、実は彼女から提案されていた欧州への海外旅行に行くための費用だったんです。

夏休みを利用して1週間ほど欧州を巡る旅をしてみたいという提案を受けて、その費用を私が捻出する形で一緒に出かけるという計画で、旅行に掛かる総額はおよそ60万円ほど。
ボーナス後ということもあって10万だけはなんとか残っていたんですが、2人の旅費に相当する残りの費用を全て借金して賄うことにしたんです。

OMCカードでキャッシング

私が利用したのは、そのとき既に取得していたクレジットカードを発行しているOMCカードでした。
クレジットカードの利用上限額が丁度50万円だったので、それをフルに活用する形でキャッシングでお金を用意しました。

クレジットカードなので審査なども一切無くて、すぐにお金を借りる事ができたので、そのまま彼女と一緒に旅行代理店に赴いて、ツアーパックの費用として支払いました。
借りたときは、ただ彼女と一緒に思い出を作れるという嬉しい気持ちだけで満ち足りていました。

実際に50万円の借金をする段階では、正直、マイナス的なイメージは一切無かったんです。
というのは、当時、大好きだった彼女の要望にこれで応えることができるという安堵の気持ちと、一緒に長期休暇を過ごせるという嬉しい気持ちで一杯だったから。
なので、実際に、銀行のATMを使って借金をする段階でも、全然後悔の気持ちは無かったですね。

とにかく返済だけの毎日に。好きな事も我慢するようになりました

借金をしてそれを使って支払いを行い、無事に旅行から帰ってきてからは、一気に現実に引き戻された瞬間でした。
毎月の支払い額をリボ払いの5万円に設定していたんですが、これが一気に金利と合わさってのしかかってきます。

おまけに、彼女との交際もそのまま続いていたので、やれ高級なレストランでのディナーデートだったり、泊まる場所も高級なシティホテルじゃ無いとダメだったりと、その後交際費も必要で本当に苦しい生活になっていました。
自動車とバイクが大好きで両方所有していたんですが、デートには使えないバイクの方を買取してお金を用立てたり、それまでプライベートで使っていた、購入したばかりのノートパソコンもオークションを使って手放したりと、とにかく、収入面だけでなく様々な雑貨を処分することでも資金を用意して、毎日の費用に充てていました。

それでも足りない状況があったりすると、いよいよ食事を削ったりしてお金を浮かせたりしていました。これも全て、借金の返済と共に、大好きな彼女との交際を続けるためでした。

毎日の生活を切り詰めることで借金自体は徐々に減らすことができたんですが、その間も、生活は結構苦しい状況でした。
食事も、当初は500円を300円に抑えたりと昼食を主に削る形にしていたんですが、最終的には、昼休みの昼食自体を食べないようにしたり、夕食も、それまでは自炊していたのを、実家に戻って食べさせて貰ったりと、自分にかかる出費を極力抑えるようになりました。

交友関係も同じで、週末によく友人と出かけたり食べ歩きをしたりしていたんですが、そういう付き合いも一切できなくなってしまい、友人から心配されるほど。
本当に、我ながら情けないまでの状態になってしまっていましたし、昼食を食べずに仕事していたことで、体重も以前と比べて5kg落ちてしまったりと、惨憺たる状況でした。

パチンカスがプロミスで60万借金したメシウマ話

社会人になるとたくさんの誘惑が待っていました。一番は二つ上の先輩の影響でした。地元ではなかった私を可愛がってくれていて、仕事以外でもいろいろと声をかけてくれていました。そのなかで誘われたのがパチンコでした。全くやったことがなかった私ですが、先輩がすべて段取りしてくれて、言われるがままに打っていました。結果、初めてのパチンコは大当たりが止まらず12万の大勝でした。これがすべての始まりです。

【体験者の情報】

体験者 借入件数 借金総額 借金期間
  • ニックネーム:ルーカス
  • 男性
  • 30歳
  • 会社員
プロミス 60万 2007年頃から

パチンコが楽しすぎてエライ目に。

社会人になってからのことでした。大学生の頃は真面目で通っていた私ですが、それも自分が希望する業種に就職したいが故の努力でした。遊びと言えば友人と飲みに行くぐらいでギャンブルなんで全くでした。

社会人になるとたくさんの誘惑が待っていました。一番は二つ上の先輩の影響でした。地元ではなかった私を可愛がってくれていて、仕事以外でもいろいろと声をかけてくれていました。そのなかで誘われたのがパチンコでした。全くやったことがなかった私ですが、先輩がすべて段取りしてくれて、言われるがままに打っていました。結果、初めてのパチンコは大当たりが止まらず12万の大勝でした。これがすべての始まりです。

それからは先輩と仕事終わりや休みの日に打つようになりました。初めは先輩が指示してくれるもので勝負していましたが、だんだんと一人でも行くようになっていました。その頃から負けが込んできたのです。しかし給料も貯めていましたし、負けても負けてもつぎ込むお金がありました。結局、お金がなくなるまで負けが込んでしまい、打つことができなくなってしまいました。

給料が入るとパチンコに行き、勝てば大いに騒ぎ、負ければ生活が必死になっている状態でした。だんだん、感覚がおかしくなってきて、負けても、お金がなくてもパチンコがしたくてしょうがないようになってしまいました。
そしてついに消費者金融に手を出してしまいました。借りたお金でパチンコに行くようになってしまったのです。

そのときに借り入れのはプロミスでした。理由は特にありません。近くに店舗があったためです。お金を貸してくれるのであればどこでも良かったのです。
簡単に借りれたので非常にありがたかったです。社会人であったため、特に不自由なく審査も進んでいきました。借りたお金とは本来重たいものですが、その時はパチンコが打てる喜びで浮かれていました。また、自分のお金ではないみたいでサクサク使ってしまっていました。

借金というとなかなかお金を貸してもらえず、借りれてもめんどくさいというイメージでした。しかし実際には借金をしてみるとあまりにも簡単に借りられて軽いイメージになりました。一度目は確かにしっかり返さないとと思うこともありましたが、
二回目、三回目と、重ねていくと簡単に借りられる
ことから、なくなってもまた借りて増やせばいいやと思うようになっていました。

借金してまでパチンコ通い…バカなことをしたと反省。

その後も借りてはパチンコを繰り返し、気づけば
借入額が60万円を越えていました。
その頃から返済が滞るようになってしまっていたのです。利息が大きくなりすぎて自分の給料で上手く返済できなくなってしまっていました。

そんなときに消費者金融から会社に連絡が入ってしまったのです。私の借金が上司にばれてしまいました。もちろん借金自体は自己責任ですが、会社にまで迷惑がかかるなら最悪のことも考えてくれと支店長から宣告されました。その時初めてエライことになったと感じたのです。

とはいっても借金は誰も返してくれません。自分で返すしかありませんでした。せっかく自分で希望した業種に就職できることができたのに、こんなことですべて失ってしまうなんて。そう思うと必死でした。でも会社のみんなの目も冷たいものでした。そんな噂はすぐに広まるものです。私にパチンコを教えてくれた先輩ですらあまり私に接してこなくなっていました。お金の苦しみ、返済の苦しみ、生活の苦しみだけでなく、人間関係の苦しみまで重なってきてかなりいっぱいいっぱいの状況でした。自分で撒いた種のため、誰も責めることはできませんでしたが。

とにかく返済を最優先に考えるようになっていました。食事は自分で簡単な弁当を作るようになり、外食は一切止めました。誘いがあっても今だけはと思いすべて断りました。返済が終わらない限り元には戻れないと考えたからです。
交遊関係もなくなりましたが、仕方ないと諦めていました。とにかく安いものを買うようになり、贅沢は全くしなくなりました。毎月の目標金額を高めに設定することでストイックになっていました。その間に学生の時以上に細くなったのは言うまでもありません。
幸い、返済に必死でパチンコへの熱が全くなくなったのが救いでした。
借金も残り僅かになり、返済生活も終わりを迎えるので新たな気持でスタートしたいと思います。

彼女に捨てられたパチンカス、アコムで借り入れ打ちに行く

昔から趣味がギャンブルだったのですが、彼女と別れたストレスや、心の穴埋めをするために多くの金額を費やしてしまいました。
ギャンブルはいったんはまり込むと泥沼のようで、周囲からは危ないと見えていてもどんどんその泥沼に進んで行ってしまうものです。

【体験者の情報】

体験者 借入件数 借金総額 借金期間
  • レッド
  • 男性
  • 31歳
  • IT系事務系会社員
アコム 50万 2010年5月~

パチンコ依存から脱却したら過払い金請求

パチンコや競馬にハマって借金地獄。

昔から趣味がギャンブルだったのですが、彼女と別れたストレスや、心の穴埋めをするために多くの金額を費やしてしまいました。

ギャンブルはいったんはまり込むと泥沼のようで、周囲からは危ないと見えていてもどんどんその泥沼に進んで行ってしまうものです。

特に私が熱中したのはパチンコと競馬でした。パチンコは店舗を見かけるとまるで吸い寄せられるように入店してしまいます。それから1万単位でどんどん飲み込まれていき、「ここで元を取らないとやめられない」とますます入れ込んでしまうのです。
たまに大勝ちするときも、「これで今までの損した分をチャラにしてやろう」という余計な考えが働き、収支がいつもマイナスというどん底の状態が続きました。ギャンブルが上手な人はやめ時というものを心得ているのですが、私はまさにそのやめ時というものが読めない人だったのです。

借金してまでギャンブルにのめり込むなんて思ってもみませんでした。あせり始めると競馬で大逆転を狙って大穴狙いをしたり、段々と非現実的な嗜好になっていくのが自分でも実感できました。自らの人生が傾いていくのに、それを自分でコントロールできない状態というのは恐怖そのものです。次第に被害妄想気味になったり、周囲の人間も離れていきました。友人がいなくなったのは精神的にも辛いものです。相談者がいないので客観的な見方が出来ずに、
自体を解決できないままにダメ人間として転落する自らの姿が情けなく感じました。


アコムという、最大手のローンを借りました。
理由としてはブラックではないイメージと、「聞いたことのないような企業は怖い」という理由です。
さすがに初の借金は落ち込みました。借金というもの自体がダメな人間が転落した姿という印象を持っていたので、自分の状況に少し絶望しました。
アコムの審査自体は上手く通りました。一応収入源があったことと、今までに借金の踏み倒し履歴がないことが大きかったと思います。

アコムは本当に楽に審査が通りました。逆に簡単すぎて少し不安になったくらいです。
CMを多く展開しているアコムは良い意味でギャップがなく、対応してくれた従業員さんの言葉もハッキリとしたものでした。

借金に対して、返済できる範囲での借金を勧めてくれるので、お金を借りる側の人間の心理をよく考えて把握しているなあという印象でした。

アコムで借りた以降もますますのめり込む。投げやりな思考とすさむ生活。

アコムで借金をして、「自分には後ろ盾がある」という考え方を持ってしまったことがますますギャンブルにハマってしまう原因になりました。
実際には借金が増えていくことは危ないことですが、「いざとなればアコムでお金を借りればいいや」という投げやりな思考が増していき、ギャンブルの掛け方自体も大胆なものに変化していきました。例えば、パチンコの新台に初挑戦する場合はまず様子見から始めるのがセオリーなのですが、いきなり十万単位で突っ込んでしまうなど、端から見てもちょっとどうかと思うほどのお金の使い方でした。

やけに強気になる理由は、アコムでの借金の理由のほかに、投げやりな思考といういい方も出来ると思います。窮地に追い込まれた自分はもう現状はどうでも良いからギャンブルのスリルに身を投じて現実を忘れたいという非常に危険な考え方になっていってしまったのでした。

ギャンブルは所詮儲からず、まじめに働くことが一番だということは理解していたつもりです。

生活は激変しました。例えば、食生活は本当に惨めなものになり、スーパーでもやしを買いだめして食べるという、栄養バランスが大きく崩れる最悪な食生活を続けていました。

その結果栄養失調気味になり、お医者さんから叱られたこともありました。
友人が離れていったので頼ることもできず、頼みの綱は親からの仕送りでした。たぶん仕送りがなければそのままホームレスになっていたと思います。自分の将来像が見えずに、ただ空腹で苦しむ状況は地獄そのものです。