俗にパチプロと呼ばれる人達のことをご存知でしょうか?もちろんパチプロといっても実際に勉強などをして取れるような資格なんてありません。パチンコやスロットで生計を立てているというだけの自称プロということです。しかし、仕事もせずにギャンブルだけで生計を立てるというのはとても難しいことです。何といってもギャンブルは運の要素が強いからです。
ただ、気まぐれで打ちに行って一回だけ勝つ人なんて山ほどいると思いますが、生計を立てるためには勝ち続けなければいけません。昔はイカサマなどをして勝ち続けて車を買ったなんて人もいましたが、最近のパチスロにイカサマは通用しません。では、現在のパチプロと呼ばれる人達はどうやって生計を立てているのでしょうか?
[公開日]2015年6月5日
[著]unkai
[編]マイコンシェルジュ編集部
勝つための戦略と必須条件
当たり前のことですが、スロットで儲けて生活をしようとしている人は情報収集を怠りません。
雑誌を読んで新台の特徴を把握するのは当たり前のことですし、統計的に勝てる台しか打ちません。
例えば、新台でいくら前評判が良くても実際にホールに登場するとそんなに勝てる台ではない場合もあります。
もちろん設定さえ良ければどんな台だって勝てる確率は高いでしょうが、設定が低くても勝てる台。楽しくなくてもお金を稼げる台というのが非常に重要となってきます。
情報を得るための人脈を確保する
何度も言うようですが勝つためには情報が必要です。雑誌に載っている情報は読めば誰もが知り得る情報です。それだけでは情報としては不十分なのです。打ちたいホールのリアルタイムの情報を知る必要があるのです。
そのためにはそのホールで働いているスタッフ、出来れば店長クラスとの人脈を作ることが大切です。どうしてそんな人脈が必要なの?と思うかも知れません。
確かに店長と仲良くなったところでどの台が明日勝てるなんて教えてくれる人はいませんし、そんな人は店長失格です。そんな情報よりも新台の稼働状況や出玉情報を知ることが大切なのです。
店長も実際に目で見ないと台の良さがわからないですから、どれ位の確率でいくら位勝ってたのかという情報は必要です。そして、こういう情報自体は教えることに法的な問題もありませんので、仲良くなれば聞き出すことも可能になるでしょう。
ホールにはそれぞれの癖がある
長い間、同じお店に通い続けるとわかるのですが、ホールにはそれぞれの癖があります。もちろん、経営者や店長が変わるとコロッとやり方や中身が変わることもありますが、癖はあるので見抜けば対応しやすいです。
例えば設定変更の周期や高設定台の置きやすい場所(これはどの店舗でもよく人目につきやすい角の台に設置されることが多いです)など、マニュアルなどもあるのかも知れませんが、ホールや経営者によって癖があるのは間違いありません。
止め時を必ず見極める
スロットのプロと言われる人達やスロットだけで食べている人達は負けると絶対に深追いはしません。それは何故かというと1日の勝ち負けよりも月に収支でいくらプラスにするかが大切だからです。
プロだって人間ですから、運が悪い時や調子が悪い時も必ずあります。ですから、そういう場合は絶対に深追いはしません。その時の負けは負けとスッパリと切り替える気持ちが大切なのです。ここでまた取り返せると信じて深追いをするような人はプロには向いていません。
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イベントだけを狙うプロ
勝つための条件としてイベントだけを狙う方法もあります。特に大きい店舗でのリニューアルやオープン、台の総入れ替えなどでは注目度を上げるために高設定台を用意することが多いです。
逆に注意しなければいけないのは新台入れ替えです。これはお店によって格差があります。
1日目だけは何台か高設定を入れてアピールしておいて、2日目以降は設定を下げて回収を図るお店もありますし、大きい店舗では大量に新台を用意した時は確実に勝てる台を数台用意してアピールし、新台以外の台で回収を図るお店もあります。
どちらが勝ちやすいかと言われれば間違いなく大きい店舗です。
業界で勝てるお店を探す
時代の移り変わりと共にパチンコ業界の大手も変わりました。
一時期に繁盛していた会社でも今では名前もコマーシャルでも見かけなくなったところもありますし、新たに進出してきた会社も沢山あります。もちろん狙いは後者です。勢いのある会社はお客さんに支持される何か新しい戦略で上がってきているはずです。
となると、イベントでも有名人を呼んだり設定公開するなど、スケールも大きいです。そういう会社は投資もたくさんするのでお客さん側からすれば勝てる確率はグンと上がります。
勝てなくても食べていける?最近のパチスロ事情
勝たなくても食べていける?と言われるとすごく怪しく感じますが、本当に勝たなくてもスロットで食べていけてる人達がいるのです。
ユーチューバーの稼ぎ方
勝てなくても儲ける、これはカラクリでも何でもありません。
最近ではテレビでのコマーシャルだけではなく、YouTubeを使ったスロット店の宣伝が流行っています。それを実施しているのは通称ユーチューバーという人達ですね。彼らは宣伝や台の立ち回りをしてYouTubeに投稿し、視聴回数に合わせて広告収入を得ています。
彼等が打ちに行く時は勝つ時もありますが、もちろん負ける時もあります。ですが、負けても問題ありません。大事なのは台の特徴をちゃんと説明して、勝ちやすい台かどうか?面白いかどうかを宣伝する事、そしてお店自体を宣伝する事が大事なのです。
これは番組によっては視聴回数が10万回を容易に超えるものもあります。そして観ている人達は間違いなくスロットに興味のある人達ばかりです。これも重要なポイントで、スロットに興味のある人達はお店の情報も知りたがっていますのでお店側にとってもYouTubeでの宣伝は好都合なのです。
そしてYouTubeは視聴回数だけでも収入を得ることができますが、お店にとっても宣伝して貰えるのは嬉しいことですし、一般的な有名人を呼ぶと、人によっては数十万円必要な場合もありますので、比較的安く済んで宣伝できるならこういう人達に来て貰おうということでお店側から招待料として幾らかの収入を得ることもできます。
どういう形であれ、このようにコマーシャルとしてお店に行って台を打って内容を説明するというだけでも充分に収入を得ることができるのです。
俗にいうプロと呼ばれる人達は昔のように毎日データを取ってお店の情報を把握し、なるべく勝ちやすい方法で稼ぐ人達だけではなく、ユーチューバーのように新しい手法でパチンコやスロットを宣伝し、勝っても負けても儲けるという新たなスタイルで食べているプロもいるということです。
ただ、ギャンブルで深追いするのは危険です。なかにははまりすぎて失敗し、取り返しのつかないところまでいく人もいますので注意しましょう。
この記事を書いたライター【プロフィール】 | |
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ニックネーム:unkai | |
表向きは医療従事者として働き、裏稼業ではギャンブルを嗜む。パチスロ歴はおよそ20年。 多種多様な趣味で医療、癒し、美容、ギャンブルなどを中心に執筆活動をしています。 |
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