みなさんはパチスロをやったことがあるでしょうか?
やったことがないと、パチンコならなんとなく簡単そうと思っても、パチスロはよくわからない、難しそうって思う人も多いかもしれません。
常連のお客さんにとってルールや常識は知っていて当たり前ですが、パチスロをやったことのない人にとってはわからないことだらけですよね。
そこでパチスロ歴20年、パチスロ大好きというライターさんに、一般的な遊び方から、こういうことはしない方がよいということまで、パチスロのルールや常識を分かりやすく解説してもらいました。
パチスロに興味があって一度くらいは行ってみたいと思っている方はぜひとも一読してからチャレンジしてみましょう。
[公開日]2015年6月12日
[著]unkai
[編]マイコンシェルジュ編集部
パチスロを初めて打つ人のために…マナーとルール
以前からパチスロが気になっているけど、ギャンブルだしルールも分からない。一人で行くのもなんだか不安で踏み込めないという人は多いと思います。
どんなことでも初めてというのは緊張します。ましてパチスロとなると世間一般ではあまりプラスのイメージもないかもしれません。
ですが、パチスロには魅力があります。
たったの1時間でも大当たりすれば僅かわずか千円が1万円にでも3万円にでも変わる魅力を秘めているのです。
今回は、コッソリとパチスロを始めてみたい!という初心者のために、パチスロのルールやマナーをお伝えしたいと思います。これを読めば、ホールで迷うことはないでしょう。
パチスロを打つ際にはいろいろな暗黙のルールがあります。ただし、それ以前に人としてのマナーも踏まえて、やってはいけないことを列挙します。
朝一から並ぶ際に割り込んだりしない
たまに常連のお客さんでも、誰かと待ち合わせをしていて片方の人だけが並んでいてもう片方が後から来て平気で合流するという人もいますが、当然マナー違反です。
そういうお客さんはコッソリ近くの店員さんに説明して後ろにいくようにしてもらいましょう。
ただ、最近のお店ではオープン時には混雑の規制をするために事前に抽選券を配布して順番を決めて入ってもらうところもあります。そういう所では混雑はありませんが、抽選券の配布時間がけっこう早かったりするので時間を間違えずにゲットしてください。
当たった時(ボーナス中)に席をあまり離れない
たまにこれ見よがしにボーナスが出た時に放置してトイレに立ったりする人がいます。
どうしても我慢できない時は仕方ありませんが、音がジャンジャン鳴っている台を放置するのは周囲の当たりが出ていない人にとってみれば苛立ち以外に感じられません。台によっては時間が経てば音が静かになるものもありますが、常識としてボーナス中は離席はしない方がよいでしょう。
コインは店外に持ち出さない
これはよくあることですが、基本的にパチスロで遊ぶ際にはメダルはお金を出して借りるというルールですので勝手に外に持ち出すことはNGです。
持って帰っても使い道はありませんし、万が一ですが大量に持ち帰ろうとしているところが見つかれば事務所に連れて行かれます(犯罪行為に使われるかもしれないと思われるからです)ので、メダルはお店の中だけで遊びましょう。
では次に初めてのパチスロの打ち方について
まずは台の横や上にあるコインサンドと言われるところにお金を入れます。昔は千円単位しか入れられないことがありましたが、今では一万円札や五千円札、二千円札も対応しているところが多いです。
初心者の方はここで注意が必要です。
五千円や一万円を入れた場合に専用のカードに入金されるところもありますので、台を移動する際は必ずカードを取り出すのを忘れないようにしてください。ボーナスが当たった時などにカードを出しておく習慣をつけると置き忘れを防止できます。
ルールに従った打ち方をする
基本的にはメダルを三枚投入して、横に並んでいるボタンを左から順に押していけばよいだけです。たまに台によってはボーナス中などに押し順を指示してくるものもありますが、それに従えば間違いありません。
ボーナスなどでメダルが貯まると最後に交換する
最後にメダルを箱に入れてお店の人に渡し、景品に交換してもらいます。
打ち方の流れとしては実に簡単です。お店によっては他人とメダルを共有したり、メダルを持って移動したりできるところもありますが、お店独自のルールですので、分からない時は必ず確認しましょう。
ボーナス(当たり)が出る仕組みは難しい?
パチスロで勝つためにはボーナスを当てなければいけません。
台によってはいろいろな種類のものがあり、ボーナスではなくチャンスタイムの間に少しずつメダルが貯まっていくというものもありますが、基本的にはボーナスが一番たくさんメダルが出てくるのでボーナスが当たらないと勝てません。
ボーナスの種類は?
ボーナスにはビッグボーナスやレギュラーボーナスというものが存在し、ビッグボーナスのほうがメダルはたくさん出ます。レギュラーボーナスは枚数こそ少ないですが、台によってはボーナスが終わった後にもチャンスがある台もありますので、当たって損はありません。
ボーナスに抽選される仕組みは?
どの台においても随時、設定というものがなされています。これはボーナスにあたる確率を表したもので、設定1~設定6まで用意されています。この設定によって当たる確率が左右されるのですが、結局は運の要素も強いです。
設定1で当たる確率が何百分の一だとしても、運良く当たりをたくさん引くことができる人もいれば、設定6で当たりやすいといっても最終的には負けてしまう人だってたくさんいます。だからパチスロは面白いともいえます。
パチスロの当たりはいつ決まる?
最近のパチスロはメダルを投入してレバーを押した時点で当たりかどうかが決まるようになっています。ただし、台によっては画面上に当たりのマークが出るまで何度か回さないと当たらないものもありますので気を付けてください。
でも、たいていの場合には画面にボーナスの文字やパネルのどこかに当たりランプが付いていますのでわかりやすくなっています。そして最近の台ではボーナスに一回当たるとすぐに絵柄が揃わなくてもボーナスが無くなることはありませんので安心してチャレンジしてください。
では、たくさんのメダルを獲得した後はどうやって商品やお金に変換すればよいのでしょうか?
当たったメダルの交換のしかた
まずは店員さんに頼んでメダルの入った箱を渡して機械で枚数を調べてもらいます。
稀にセルフサービスでメダルを自分で機械に入れて枚数の書いた紙を取り出す店もあるようですが一般的には勝手に入れてしまった場合には詐欺行為などと間違えられてメダルを没収されることもありますので気を付けましょう。
次に枚数の書いた紙をカウンターに持って行きましょう。カウンターの場所は分かりやすい場所にあると思います。
たいていの場合は店の中央付近に位置し、スタッフの中でも比較的かわいい女の子が立っています。そこで紙を渡します。この時、カウンターの周りにはメダル何枚などと書かれた商品などが並んでいることがあります。なかにはお米などの食品や生活用品などもあり、ものによっては比較的安く手に入るお得なものもありますので、交換してもよいかもしれません。
最終的にお金に換金したい場合にはここで特殊景品に交換してもらいます。昔は文鎮や、口紅、万年筆といった景品に一旦交換してからお金に換えるお店もありましたが、懐かしい話です。この時点でパチンコ・パチスロ店の仕事は終了です。
特殊景品を持って店の外の換金場所に行きます。そこで景品に見合った金額のお金と交換してくれます。お店によっては交換率が違う場合もあり、手数料などを取られるお店もありますので事前にチェックしておきましょう。
これで換金は終わりですが、どうしてわざわざ換金する場所が別なんでしょうか?
これは余談ですが、風営法によって日本では賭博が禁止されているため、お店の中で直接お金を渡すことができないので、三店方式という営業形態がとられています。
ですから別の場所で別の会社が換金所を運営して仲介をするという形になっているのです。結局は賭博のような形になっているのに何だか変な話ですよね?
さらにお店によっては法律上のこともあり換金所の場所を教えてはならないということでスタッフに聞いても教えてくれない場合もあります。
そういう場合は常連さんが換金する時に後をついて行くのがいいでしょう。
初めてパチスロを打つ時には上記のことさえ把握しておけば、恥ずかしくなく楽しめると思います。
ただし、パチスロは一度ハマってしまうとお金も一気になくなることが多々ありますので遊びの範囲で楽しんでください。
この記事を書いたライター【プロフィール】 | |
---|---|
ニックネーム:unkai | |
表向きは医療従事者として働き、裏稼業ではギャンブルを嗜む。パチスロ歴はおよそ20年。 多種多様な趣味で医療、癒し、美容、ギャンブルなどを中心に執筆活動をしています。 |