パチンコで借金100万超え、借金地獄のパチンカス

大学時代に友達と趣味レベルでパチンコを始めました。安いパチスロに行けば4,5千円でほぼ一日をつぶせるくらいでした。約束を待っているときなどの短い時間をつぶすために始めましたが、休みの日には一日中パチンコをしている日もできるくらいになりました。最初は安いもので遊んでいましたが、どんどん普通のパチスロになって勝ち負けの金額も大きくなることにはまってしまいました。

【体験者の情報】

体験者 借入件数 借金総額 借金期間
  • ニックネーム:パチスロ
  • 男性
  • 33歳
  • アルバイト
前級 100万円程度 2009年11月~

大学時代にパチンコが原因で借金をするようになりました。

大学時代に友達と趣味レベルでパチンコを始めました。安いパチスロに行けば4,5千円でほぼ一日をつぶせるくらいでした。約束を待っているときなどの短い時間をつぶすために始めましたが、休みの日には一日中パチンコをしている日もできるくらいになりました。最初は安いもので遊んでいましたが、どんどん普通のパチスロになって勝ち負けの金額も大きくなることにはまってしまいました。パチンコに通った回数は週に3~4回程度ど頻度も増え、使うお金も増えました。ちょっと負けたくらいなら友達から出してもらったり、貸してもらって翌日や翌月に返す形の借金が始まりました。

しかし、借りるお金が大きくなってからは収入を増やすしかなかったので深夜のアルバイトを始めました。夜のアルバイトは時給も良く友達からの借金はすべて返すことができました。夜働いて昼を活かして遊ぶことができてとても満足していました。

ある程度収入が増えてからはパチスロでの出費が大きくなってきました。大学時代にはアルバイトの収入で家賃や生活費を稼いでいましたが、アルバイトの収入が増えてもパチンコで負ける金額が大きくなるにつれて生活費が圧迫され始めました。

それで前級制度を使った借金生活が始まりました。パチンコをやめればよかったのですが、それができなかったので借金までしても通い続けました。パチンコで大きく勝って借金を返そうとしていたからです。

最初は友達から1,2万程度を借りていましたが、どんどん難しくなって前級制度を使ってお金を借りていました。最初からどんと大きな金額を借りたわけではなく、少しずつ借金が増えていって合計額が100万円を超えることにまでいたりました。借り始めたころには来月にもまたバイトの給料が入るからと安心して別に心配はしませんでした。

おそらく前級制度は急な出費に備えて作られたものでしょう。月々の限られた収入の中で急に大金が必要になったときに使えるようにするとのいい趣旨でしょうし、私も翌月の給料が入ってくるので自分の給料からもらう感じで特に借金をする感覚はありませんでした。借りられる金額には制限がありますので返せないほどの大金にはなっていないのが不幸中幸いです。

ワーキングプアー

前級を利用し始めたころは5万円程度で特に問題はありませんでしたが、少しずつ前払いの給料が大きくなるにつれて月々の手取り給料が減ってしまいました。家賃や光熱費、携帯電話代を払うとほとんどお金が残らないくらいで、食事はアルバイト先のまかないと残った食材ですましました。毎月パチンコで使うお金は少し減りましたが、それでも出費の一部を占めていましたし、前払いしてもらった給料額も大きくなるにつれて速く返そうとすると毎月の手取りがほとんどなくなるため、生活費程度を残して返済を延ばしてみると1年間働き続けても貯金どころかやっと生活ができるくらいの金額にしかなりませんでした。

パチンコで負けたお金はパチンコで勝って返そうとしていたのが悪循環から這い上がるのに時間が掛かった原因となりました。最初は遊びで始めたのが借金を返すための手段と考えてしまい借金が大きくなる結果をもたらしました。自分の未来の給料を先に使ったのでこれからもらえる自分の給料がないまま働くとの精神的な苦痛が苦しかったです。

生活に必要な家賃、光熱費、携帯電話の料金以外の生活費はほぼなかったので食事はバイト先のまかないで解決し、残った食材を持ち帰って食べたりしました。それ以外は買い物はほとんどしませんでした。生活に必要な生活必需品はもらえるものはもらって使っていました。特にサークルなどに入っていなかったので友達はあまりいませんでしたが、パチンコ仲間だけになりました。夜はアルバイトで朝からちょっと睡眠をとったら学校と暇な時間はパチスロにいっていたので新しい友達もできませんでした。

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