当時、30才になったばかりの私には、8つ年上の恋人がいました。
彼女とは、ある仕事で取引があった企業で知り合って、その後、交際に発展するまでになったんです。
年上の女性が好きだった私にとっては彼女はとても大切な存在だったんですが、唯一の欠点が、とても強い浪費の癖があった点でした。
【体験者の情報】
体験者 | 借入件数 | 借金総額 | 借金期間 |
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OMCカード | 50万円 | 2008年8月-現在 |
当時、交際していた女性との交際費で借金をしてしまう結果に
当時、30才になったばかりの私には、8つ年上の恋人がいました。
彼女とは、ある仕事で取引があった企業で知り合って、その後、交際に発展するまでになったんです。
年上の女性が好きだった私にとっては彼女はとても大切な存在だったんですが、唯一の欠点が、とても強い浪費の癖があった点でした。
後で知ったんですが、彼女は20代の頃から水商売に勤めていた経験があって、当時からいわゆるパトロンが付いているほどの人気の女性だったんです。その後、仕事を辞めて普通の職業に就いたそうなんですが、浪費癖は収まっておらず、付き合っていた私に対しても、交際する上でいろいろな浪費を強要してくるまでになっていたんです。
もちろん、私も最初は彼女のことがすごく好きだったので、一生懸命、彼女の期待に応えるためにお金をやりくりしていたんですが、最終的には貯金も無くなってしまい、それでも彼女の期待に応えるため、結果的には借金してまでお金を工面するまでになってしまいました。
今回の借金についても、実は彼女から提案されていた欧州への海外旅行に行くための費用だったんです。
夏休みを利用して1週間ほど欧州を巡る旅をしてみたいという提案を受けて、その費用を私が捻出する形で一緒に出かけるという計画で、旅行に掛かる総額はおよそ60万円ほど。
ボーナス後ということもあって10万だけはなんとか残っていたんですが、2人の旅費に相当する残りの費用を全て借金して賄うことにしたんです。
OMCカードでキャッシング
私が利用したのは、そのとき既に取得していたクレジットカードを発行しているOMCカードでした。
クレジットカードの利用上限額が丁度50万円だったので、それをフルに活用する形でキャッシングでお金を用意しました。
クレジットカードなので審査なども一切無くて、すぐにお金を借りる事ができたので、そのまま彼女と一緒に旅行代理店に赴いて、ツアーパックの費用として支払いました。
借りたときは、ただ彼女と一緒に思い出を作れるという嬉しい気持ちだけで満ち足りていました。
実際に50万円の借金をする段階では、正直、マイナス的なイメージは一切無かったんです。
というのは、当時、大好きだった彼女の要望にこれで応えることができるという安堵の気持ちと、一緒に長期休暇を過ごせるという嬉しい気持ちで一杯だったから。
なので、実際に、銀行のATMを使って借金をする段階でも、全然後悔の気持ちは無かったですね。
とにかく返済だけの毎日に。好きな事も我慢するようになりました
借金をしてそれを使って支払いを行い、無事に旅行から帰ってきてからは、一気に現実に引き戻された瞬間でした。
毎月の支払い額をリボ払いの5万円に設定していたんですが、これが一気に金利と合わさってのしかかってきます。
おまけに、彼女との交際もそのまま続いていたので、やれ高級なレストランでのディナーデートだったり、泊まる場所も高級なシティホテルじゃ無いとダメだったりと、その後交際費も必要で本当に苦しい生活になっていました。
自動車とバイクが大好きで両方所有していたんですが、デートには使えないバイクの方を買取してお金を用立てたり、それまでプライベートで使っていた、購入したばかりのノートパソコンもオークションを使って手放したりと、とにかく、収入面だけでなく様々な雑貨を処分することでも資金を用意して、毎日の費用に充てていました。
それでも足りない状況があったりすると、いよいよ食事を削ったりしてお金を浮かせたりしていました。これも全て、借金の返済と共に、大好きな彼女との交際を続けるためでした。
毎日の生活を切り詰めることで借金自体は徐々に減らすことができたんですが、その間も、生活は結構苦しい状況でした。
食事も、当初は500円を300円に抑えたりと昼食を主に削る形にしていたんですが、最終的には、昼休みの昼食自体を食べないようにしたり、夕食も、それまでは自炊していたのを、実家に戻って食べさせて貰ったりと、自分にかかる出費を極力抑えるようになりました。
交友関係も同じで、週末によく友人と出かけたり食べ歩きをしたりしていたんですが、そういう付き合いも一切できなくなってしまい、友人から心配されるほど。
本当に、我ながら情けないまでの状態になってしまっていましたし、昼食を食べずに仕事していたことで、体重も以前と比べて5kg落ちてしまったりと、惨憺たる状況でした。